製本用語集

すりミシン、いんさつミシン (刷りミシン、印刷ミシン)

印刷の際に切り取りミシンを入れること。活版印刷では組付ける活字よりやや高くなる銅鉄または黄銅製のミシンケイを版に組付ける。組付けた版と紙が直接接触する直刷りなので、これができる。オフセット印刷でもミシン刃・スリッター刃を特別に組付けて、印刷時にミシンを入れることが行われる。「ルーレット式ミシン」は印刷機の圧胴にルーレットを装着してミシンを入れる方法である。ミシン目にインキは付かない。印刷機の胴の回転方向にしかミシンは入れられない。