製本用語集

きりとりミシン (切り取りミシン)

単式伝票では小切手、領収書などのように控えは残しておくが本紙は切り離す。複写伝票では控えの1枚は残しておくがあとは切り離して使う。このような場合に「切り取りミシン」が必要である。切り取りミシンには丸い穴(平盤切り取りミシン機)、細長い穴(スロットミシン機)、破線状の切り込み(ラインミシン機)などがある。その他に印刷機による方法もある。また、近年は折機によるミシン入れが行われていて、多面付けした刷本には、縦横十字にミシンを入れることもできる。ミシン穴のピッチは、1~10mmと5~25.4mm間隔の2種ある。 メーカー 内田洋行(株)、(株)此花、(株)正栄機械製作所、杉山機械工業(株)、(株)ホリゾン、(株)宮本鉄工