古紙の回収業者に製本所が支払う状態を意味する。回収業者が古紙を買い取るのが常識だったが、古紙回収の際に「処理料」等の名目で経費が必要(またはタダで引き取ってもらう)。こういう取引を「逆有償」」と表現している。平成7年頃から逆有償がみられるようになり社会問題にまでなった。裁落古紙は無条件で回収業者がおカネを製本業に支払って引き取ってくれていた(つまり有償)のに対して、事情が逆転してしまったことから「逆有償」というようになった。