製本用語集

ICカードintegrated cercuit card

銀行カード等のプラスチックカードに、IC(集積回路)チップを内蔵したカードの総称。通常6個もしくは8個の電気的な外部接続端子をカード表面にもつ。外部接続端子を持たず、電磁誘導や光学系を利用して信号の電送を行う非接触型もある。演算・処理機能をもつマイクロコンピューター部と、データを記憶するメモリー部で構成される。カード自身が判断機能を有するので磁気カードにくらべてセキュリティ性(データの機密保護性)が高く、データ記憶容量も大きいことから、金融・流通・医療・教育など多くの分野で利用される。