さらいこみちょうあい、さらいこみ、さらえこみ(浚い込み丁合、浚い込み、浚え込み)
手丁合。上質紙や板紙、折丁を丁合するときの普通の方法。
- 丁合台を並べ左端には支え台(枕)を置く。
- 目合わせの済んだ一丁合分の1台をとって左へ繰り出し、左の支え台のところから順次右の台へ並べる。全体としては半円の扇形になるように並べる。
- 丁合をとるときは右手を平らにして中指のはらで1枚(折り)ずつ浚い、これを左手で受けていく。
- 左手いっぱいにたまると手前に置き、折丁は5冊分くらいになったら揃えて1駒とし、背丁をみて取り込みや落丁を調べ、天地を交互に切り違えて5駒くらいを1本にして結束する。