製本用語集

たてがたちょうあいき (立型、縦型、堅型丁合機)vertical collating machine

伝票・帳票、カレンダー等の枚葉紙(ペラ丁)を丁合する。丁合機の駒が横に並ぶのではなく、棚のように縦に積まれている。手作業で行う棚丁合(つまみ丁合)を機械化した。立型丁合機の丁合ポケットは「段」で呼ばれ、5~8段あるのが一般的。B5~A3判の刷本が積める。最近はペラだけでなく、1折・2折の折丁、ミシン入れした刷本も積める。2連・3連と連結してページ数の多いものも処理できるようになっており、さらに綴じ機(平とじ・中とじ)・背巻き機・折機等と連結してライン化する製本所もある。刷本が比較的小さな軽印刷物の製本に、立型丁合機が多く使われている。「タワー」と名付けた立型丁合機もあるように、立型のため設置スペースが少なくてするのが利点。ただ1段に積める枚数におのずと限度があり、刷本の供給が忙しい、最上段への供給には踏み台にのぼる機種もある等の不便な点もある。 メーカー 内田洋行(株)、デュプロ(株)、ホリゾン(株)、渡辺通商(株)、CPボーグ