昭和30年代に百科事典の出版ブームがあった。平凡社・講談社・小学館・学研・旺文社などから全10巻、全20巻というような大部のものがつぎつぎ大量に出版された。上製本の黄金時代となつかしむ人が多い。欧米の百科事典ではブロックハウス(ドイツ)・ラルース(フランス)・エスパサ(スペイン)・イタリアーナ(イタリア)・アメリカーナ(アメリカ)・ブリタニカ(イギリス)などが著名。