糸かがりの済んだ中身の背は、糸の太さと針穴の影響を受けて他の部分より厚くなっている。均し機を使って本の背の部分を圧搾して均し、ほかの部分の高さ(厚さ)と平行になるようにする。紙折りした地袋と反対側(天の部分)と背均しをした高さが等しくなる迄締める。本の背の部分に締まりがなく、背割れなどが発生する原因には背均しが弱いことも考えられる。