製本用語集

くさぞうし (草双紙)

江戸時代の挿絵入りの読みもの。お伽(おとぎ)草紙・公(きん)平本に始まり、赤本・青本・黒本・黄表紙などの小説本いっさいを草双紙といったが、文化・文政以後は1冊5丁の数冊を合本した合巻ものを意味するようになった。