製本の際、中身をくるみ終った後で、みぞつけをする場合には、鏝(コテ・いちょうとよぶ)を前もって加熱しておき、これを背とひら(平)との接合部に当てて、背がたるまないように注意しながら、2,3回本の天地へ往復させて、みぞをつけ、これにより中身の背と表紙の背とを、この部分で密着させる。また、みぞつけには「みぞつけ機械」もある。