製本用語集

けい/けいせん (罫/罫線)line

活版印刷では、文字・記号の活字に対し罫・罫線の活字はインテル類とともに際立って特徴があった。オフセット印刷では文字・記号・絵柄等の情報の一つとして普通に処理される。ワープロ等では、たんに「線」として扱われ、罫・罫線という言い方は少なくなっている。ただし「罫引き」「おもて罫」「うら罫」「リーダー罫」「飾り罫」等の言葉は今日も使われることがある。「けした(罫下)」は「罫」からの派生語である。 製本加工では、ノート・手帳・カレンダー・等、罫線が見開きでわたっているものは素人でも折り不良を発見できるので、とくに正確な作業が必要。