らせんとじ(螺旋綴じ)の場合、本を開いたとき右ページと左ページで天地方向に多少ズレが出る。このズレを解消した螺旋綴じが「ツィンリング」である。あらかじめ本のノドの部分に多数の綴じ穴(角穴。ピッチは9.5mm、3分の1インチが主流)をあけ、成型されたリングを差し込んでこれを潰し綴じつける。螺旋綴じより材料費は割高。