エアぬき (エア抜き)squeeze
断裁を正確に行うためには、印刷機からデリバリーされたままの棒積みでは、紙の揃いは不十分。このため製本所では断裁にかかる前に紙積みを付き揃え機で揃える。揃いをよくするため紙葉の間に空気(エア)を入れ、1枚ずつの紙が自由に動いて揃っていく。揃え終わると紙葉間にはいりこんでいるエアを抜く。エアが残っていると断裁が正確にできないからである。またエアを抜いて紙と紙のくっつきをよくすることで、揃った紙積みが崩れなくなる。エア抜きは、紙積みの一端を固定して手でしごくか、付き揃え機に付設されているエア抜きローラーの作動により行われる。