SDGs視点をテーマにPR本作成

顧客先へ環境への取り組みやCSR活動をアピール

 環境保護印刷を行っている企業による組織「環境保護印刷推進協議会(E3PA)」は、会員企業の得意先である顧客に対して配布するための、E3PAの活動や取り組みを伝えるPR用冊子「私たちは『SDGs視点』で環境貢献しています」を作成・刊行した。
 E3PAは、もともと環境にやさしい印刷サービスを追求する活動を行う企業の集まり。2018年度からは事業の中で、2015年9月に国連サミットにおいて採択された国際社会共通の目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」について、勉強会をスタートしている。そのSDGs啓発・啓蒙を目的に、小冊子の刊行、啓蒙ポスターを作成するなどして、会員へのPRに取り組んできた。
 今回、作成した顧客向けPR用冊子は、顧客向けの「SDGs」解説書。すでに刊行している小冊子「『SDGs視点で環境貢献しよう』~CSRを完璧に果たすために~」(A5サイズ・40ページ)、クリオネレポート特別号「中小企業にとってのSDGs~経営への実装とその取り組み~(大川印刷のSDGs実践事例)」(A4サイズ・28ページ)に続くものとして発行された。
 新たに制作された「私たちは『SDGs視点』で環境貢献しています」は、環境への取り組みがわかりやすく紹介されている。SDGsについて解説しているほか、SDGsの考えに基づき、企業の社会的責任である「CSR」の実現を目指していること、またSDGsが企業ブランドの土台になることなどにも触れている。またE3PAならではのVOC削減や温暖化防止について、印刷技術で環境保全の徹底を目指すといった目的も紹介。
 なお2020年度は、E3PA設立15周年を迎えることから、さらに様々な角度から環境貢献をベースに会員企業に高度な“環境経営”のレベルにまで高める事業活動を行っていく。

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