イベント【2019年04月】
合成紙・ユポの印刷を学ぶ ◆テクノロール
印刷用ゴムローラーのテクノロールが主催する「第67回 印刷志の会」が3月1日、埼玉県戸田市の同社関東支店で開催された。今回は「すっごくわかりやすいオフセット印刷基礎講座」の第5回目。印刷用紙編で、ユポ・コーポレーションから合成紙・ユポ(YUPO)の特徴や印刷手法が説明された。合成紙のユポは一般的な用紙に比べて吸水性、通気性に大きな違いがある。講座ではユポ・コーポレーション商品開発本部のグローバル・カスタマー・サポートセンターの若林敬司氏が「ユポオフセット印刷 代表トラブルと解決方法」をテーマに、ユポの印刷における留意点などを解説した。
としまMONOづくりメッセ開幕 ◆ものづくりメッセ実行委員会
第12回としまMONOづくりメッセが、東京・東池袋のサンシャインシティ展示ホールで開幕し、2月28日から3月2日まで開催した。会場には豊島区を地場とする印刷関連業も多数出展。東京都印刷工業組合豊島支部/豊島区印刷関連産業団体協議会(豊島関連協)をはじめ、宝印刷、菁文堂、柴田印刷、サンユー印刷、コスモプリンツ(豊島マーチング委員会)、海鴻社などが出展した。東印工組豊島支部/豊島関連協のブースでは、恒例となっているオンデマンドカレンダーの無料配布を行った。写真撮影から印刷、加工まで最短5分で仕上げることができる。サブ企画では自分で塗った恐竜が画面の中で動く、デジタルサイネージを展示した。
「春の大商談会」盛況に ◆ムサシ
ムサシの「ムサシ春の大商談会」が3月7日、8日の両日、東京都港区の富士ゼロックスグラフィックコミュニケーションサービス東京で開催された。大商談会では富士フイルムと富士ゼロックスの製品をはじめとした印刷システム機器のほか、SDGs(持続可能な開発目標)関連の製品も提案された。ムサシの大商談会は毎回、印刷ニーズに応じた製品やサービスを展示し、多くの来場者で賑わうイベントとなっている。近年はデジタル印刷の後加工製品に注力しており、今回もダイニックのオンデマンド光沢加工機や、コムネットのレーザー加工機、自動搬送機付カッティングプロッターなどに注目が集まった。
POD Special 2Days!」を開催 ◆大塚商会
大塚商会は、4月に、印刷業様向けセミナーイベントとして大阪と名古屋で「POD Special 2Days!」を開催する。大阪で開催する「POD Special 2Days! in 関西」は、4月3日と4日にリコージャパンのプリンティングイノベーションセンター関西(PIC関西)10階で、名古屋で行う「2019 POD Special 2Days! In Nagoya」は、4月10日と11日に、リコージャパン名古屋事業所(PIC名古屋)10階ショールームで、それぞれ開催する。会期中にはセミナーも開催され、最新の設備提案から、地域プロモーションやブランディング、デザインノウハウなど、印刷ビジネスに役立つ情報が発信される。
ナビタスビジョンフェア開催 ◆ナビタスビジョンソリューション
ナビタスビジョンソリューションは、5月17日、東京都品川区の品川インターシティで「ナビタスビジョンフェア2019」を開催する。同フェアでは、同社製品だけでなく、検査装置ユーザーによる運用事例のほか、搬送機メーカー各社から協業事例なども発表される。セミナーは、午前の部がナビタスビジョンソリューションからの発表、午後の部が各社からの発表となっている。
「PrintNext2020」秋田市で開催 ◆全国印刷青年組織3団体
全国印刷青年組織3団体(全国青年印刷人協議会、全国印刷緑友会、ジャグラ・SPACE-21)が組織の枠を越えて、印刷産業の未来を展望する「Print Next2020」が2020年2月15日、秋田市の秋田市文化会館で開催される。テーマは「Find you」。運営委員長は、東海林正豊氏(㈱東海林印刷)が務める。「PrintNext」は、2004年に開催された前身の「Print4」から数えて8回目を迎える。全国から若手印刷人が集い、新時代に対応するための知識や見識、具体的手法を身につけるきっかけとなっている。