イベント【2019年03月】

ファクトリーオートメーションへ ◆日本アグフア・ゲバルト

日本アグフア・ゲバルトは、page2019会期中の2月6日、サンシャインシティコンファレンスルームで「第34回アグフアユーザー会」を開催し、同社の今年の指針を発表したほか、プリプレスのファクトリーオートメーション「Agfa Advanced Factory Automation」について紹介した。会長あいさつに続き、今年1月、日本アグフア・ゲバルトの社長に就任した岡本勝弘氏から、同社の今年の指針についても解説。日本アグフア・ゲバルトの宮地諒平氏からは、「印刷現場も効率化する最新ソフトウエアソリューション」と題して、page2019で提案したプリプレス工程から始めるファクトリーオートメーションについての提案がされた。休憩をはさんで「Sublimaがもたらした新規顧客獲得の効果とその手法」をテーマに、スブリマコンテストで金賞を受賞した㈱教文堂の水上勝一氏とアグフアの宮地氏がSublimaの高精細印刷で顧客からの評価が高まったことなどの事例を解説した。

PODソリューションフェア開催へ ◆ムサシ大阪支店

ムサシ大阪支店は2月21日、大阪市中央区のFFGS i-Communication Center 大阪で「PODソリューションフェア」を開催した。会期中は、オンデマンド印刷(POD)に最適な加工機器が展示・実演された。会場にはオンデマンド光沢加工機「DC-20」、B3自動給紙カッティングプロッター「JaguarV LX」、A3レーザーカッター「C180Ⅱ」を展示。このほかにも、POD向けの素材を多数紹介しPODビジネスの可能性を提案した。

6つのソリューションを提案 ◆水上印刷

水上印刷は、2月13日から15日まで、幕張メッセで開催された「スーパーマーケット・トレード・ショー」に出展した。同社は、かねてより360°フルサービスを提供する会社として、印刷を核にマーケティング、クリエイティブ、ITシステム、フルフィルメント、ロジスティクスをカバーした一貫生産体制を社内で確立している。会場では、人材不足、働き方改革で悩む小売業の業務改革支援のため、「販促システム&アウトソーシング」をテーマに、6つのソリューションを展示して提案。水上印刷が提案する6つのソリューションとは、①Edition Now:店舗ごとの販促物制作を、ブラウザ上でカスタマイズ編集可能なサービス、②Click So-ko:販促物、備品の在庫を一元管理し、webから即日発注可能なクラウド倉庫サービス、③販促Logi:ハブとなるフルフィルメント機能で販促物の店舗配送を合理化する物流ソリューション)、④デザインチーム常駐:チャネル多様化時代の大量コンテンツ制作に対応する常駐型派遣サービス、⑤Instant Counter:販促物発注数量の集計を一元化し、本部を集計業務から解放するシステム、⑥POP Catch:旬やトレンドに関連した10,000点を超える手描きPOPが“無料”でダウンロード。

低酸素杯で“はばたき賞”贈呈 ◆日本WPA

環境省、文部科学省などが後援する『低酸素杯2019』の表彰式が、2月8日、第11回川崎国際環境技術展の会場である神奈川県川崎市の「カルッツかわさき」で行われた。表彰式では、協賛団体である一般社団法人日本WPAも、“最優秀未来へのはばたき賞”を「佐渡総合高校GIAHSプロジェクト」(新潟県)に贈呈した。「低炭素杯2019」は、今回で9回目を迎え、市民、企業・団体からジュニア、キッズまでの幅広い層を対象に低炭素社会づくりや地球温暖化防止に取り組んだ内容を発表するコンテスト。今回は1,425を超える応募団体から選ばれたファイナリスト28団体が、2月8日にステージ上でプレゼンし、グランプリや各賞が決定された。日本WPAが表彰した「佐渡高校GIAHSプロジェクト」は、野生復帰した朱鷺を守るため、島ぐるみで環境に配慮した農業に取り組んでおり、これが世界農業遺産(GIAHS)に認定されており、佐渡総合高校は農業と環境を伝える普及啓発を行っていることが受賞の理由となった。

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