各通知物の確認度合を調査

“郵便受け”は2割が毎日確認しない

 トッパン・フォームズは、郵便物を中心にEメール、SMS(ショート・メッセージ・サービス)、LINE、その他のアプリのそれぞれにおける生活者の確認度合いの実態を把握するため、アンケート調査を実施した。
 アンケートでは、主に自分自身で行う郵便受けの確認頻度について聞いたところ、集合住宅(集合タイプ)を利用している人のうち郵便受けを毎日確認する人は約8割に留まり、残り2割近くが毎日確認していないことが明らかになった。
 各通知の確認度合については、郵便物の確認度合いが最も高く、次いでEメール、SMSとなり、長年利用されている通知サービスほど確認されやすいということが分かった。さらに郵便物もEメールも、30代でやや下がるものの、40・50・60代と年代が上がるにつれ確認度合いも上がる傾向が見られる。
 年代別でSMS、LINE、その他アプリに注目すると若年層は「利用者は多いが、通知を毎回は確認しない人も多い」。一方、年配層は「利用者は多くないが、通知は毎回確認する人が多い」。年配層は言い換えれば「利用していれば、通知は毎回確認する人が多い」ため、今後スマートフォンの普及に伴い利用が増えれば、郵便物と同様にアプローチしやすい手段になると見ている。
 通知が届いたその日に確認する割合は郵便物が最も高く82.5%、その他アプリが最も低い70.8%。常に手元にあるモバイル端末に届く通知の方が確認のタイミングが早いというわけではなく、郵便物の方が届いたその日に確認されやすいということが判明した。
 また、大きな差ではないが郵便物以外の通知物はいずれもスマートフォンなどのモバイル端末に届く通知であるものの、通知手法によって確認されるタイミングに差があることが分かった。

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