ボーナスの理想と現実のギャップは10万円強

少ない時の節約は「外食」「旅行・レジャー」「お小遣い」

凸版印刷が運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、全国の既婚の一般男女824名を対象に2017年度の夏のボーナスに関する意識調査を実施した。
それによると、2017年夏ボーナスの夫の支給見込み金額については、平均で約65.3万円となり、貰いたいと思っていた「理想」の金額との差額は平均でマイナス108,780円となった。ボーナスの現実と理想の差額について男女別に比較すると、男性(夫)は108,978円、女性(妻)は108,582円で、男女(夫婦)ともに10万円強のギャップを感じている。
なお今回の夫のボーナス支給額に対して、妻の満足度は70%を超え、夫本人より11.4%高く満足している。地域別にみたボーナスの理想と現実のギャップ額について、東京は約45.6万円となり、東京の人は平均よりも4倍以上もマイナスのギャップを感じていることも明らかとなった。
また、夫が自分のために使えるボーナスは約13.9万円で、夫の方が妻(約6.1万円)よりも約7.8万円高い。最も少ないのは、20代女性で約3.7万円だった。
夏のボーナスで欲しいもの・やりたいと思うものについては、1位が「旅行・レジャー(64.3%)」、2位は「外食(47.8%)」、3位は「電化製品(44.2%)」、4位は「貯金・投資(40.4%)」だった。特に、20代女性の60.2%が貯金・投資と回答しているのに対し、20代男性で貯金・投資を選んだのは35.9%だった。20代は女性のほうが貯金・投資志向が高いことが明らかとなった。
また夏の実際のボーナスが想像以上に少なかった場合、節約を意識するものは、1位が「外食(36.5%)」、2位は「旅行・レジャー(16.6%%)」、3位が「お小遣い(13.8%%)」という結果だった。日々の身近な生活費を抑える傾向も見える結果となった。

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