業界の動き【2017年5月】
愛媛県支部13社が入会 ◆ジャグラ
日本グラフィックサービス工業会は3月24日開催の理事会で、愛媛県の印刷会社13社が入会したことを報告した。今期、掲げた900社の目標に近づいた。13社は日本グラフィックサービス工業会愛媛県支部として活動していく。このほか、理事会では「ジャグラマスターズクラブ」発足案が提案された。同クラブは会員企業の代表、または代表経験者、ジャグラ役員経験者などで構成する。
PODワーキンググループを発足 ◆ジャグラ
日本グラフィックサービス工業会は今年度の事業として、教育技術委員会のもとに、会員企業のデジタル印刷活用促進を目的に研究を行う『PODワーキンググループ』を立ち上げた。4月20日に開催された第1回会議では同グループの方向性や目的を確認。会員企業の実態調査を実施した上で、会員が求める情報を精査し、デジタル印刷の活用や運用の方法などを研究していく。研究内容は機関誌『グラフィックサービス』誌面上で逐次報告する予定。
コート白ボール値上げへ ◆日本製紙
日本製紙は平成29年5月21日出荷分よりコ-ト白ボール、特殊板紙、高級板紙の値上げを実施する。値上げ幅は10%以上。理由は原燃料価格の高騰。また、日本製紙グループの日本東海インダストリアルペーパーサプライは平成29年5月21日出荷分より段ボール原紙全般の値上げを実施すると発表した。値上げ幅は20%以上。理由は原燃料価格の高騰と古紙を主体とした原燃料価格の高騰。
白板紙全般を値上げ ◆北越紀州製紙
北越紀州製紙は平成29年6月1日出荷分から白板紙全品種の価格を改定する。改定幅は原稿価格の10%以上。理由は古紙・薬品・パルプなどの原材料価格の高騰と物流経費の上昇。