小売店7割がSNSを利用

来客促進に効果、59%がFacebook利用

株式会社ラクーンが運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」は、会員小売店を対象に、SNS利用に関する独自調査を実施した。調査では約7割の小売店がSNSを利用することで来客促進に効果を感じていることが明らかになった。小売店が利用している SNSで一番多いのは「Facebook」が59%、次いで「ブログ」が44%。全体の52%が複数のSNSを利用している。
SNSの利用に「効果を感じている」小売店は、「効果を感じていない」小売店と比べて更新頻度が高く、週2~3回更新が31%、1日に1回更新が26%、1日に複数回更新する小売店も11%という結果となった。
70%の小売店が「商品の宣伝」を目的に利用。SNSを周知する方法としては、「来店時に声がけ」をする小売店が多く、「自社のホームページやネットショップからの誘導」にも力を入れている。
SNSの利用により、小売店の65%が「来客数が増えたと感じる」と回答。また来客数に影響がない場合でも、「問い合わせが増えた」、「リピート率が向上」、「客単価があがった」など別の効果を感じている小売店も含めると、71%の小売店が何らかの来店促進効果を感じている。
小売店が利用しているSNSで一番多いのはFacebook(59%)、次いでブログ(44%)、twitterとInstagram(ともに24%)。回答のあった小売店のうち、52%が複数のSNSを併用して使っている。
利用目的としては、「商品の宣伝」が一番多く70%。「キャンペーン・セール情報」、「イベント告知」、「日々の出来事」などの情報は約4割の小売店が投稿していると回答した。
同調査では、SNSの存在感が増しており、印刷会社も販促物提案に当たってはSNSなどの知識が必要になってくる。

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