ARを見ると購買意欲がアップする人6割

ポッキー、キリンの販促でも採用

江崎グリコが提供する『ポッキーミディ〈恋のレモン〉』と、キリンビバレッジが提供する『キリン 午後の紅茶 恋のティーグルト』のコラボレーション企画に、スターティアラボのARアプリ『COCOAR2(ココアル)』が活用されている。『COCOAR2』は、スマートフォン向けAR(拡張現実)アプリで、アプリ経由でカードやポスターなどを読み込むと、設定されている動画・音楽・URL・3Dなど、様々なオリジナルコンテンツが表示できるというもの。主に集客や広告ツールとして活用されている。
スターティアラボでは、ARアプリにまつわる意識調査も行っており、それによるARを見ると6割の人が興味関心・購買意欲が向上する、ARアプリをダンロードする理由は男女によって異なる、などの反応が明らかとなっている。
意識調査によると、ARアプリをダウンロードしたきっかけについては、全体の上位が「AR技術に興味関心があったから」が33.1%、「商品・サービス・キャラクター自体が好き(興味があるから)だから」30.6%などだった。それを男女別でみると、男性は「AR技術に興味関心があったから」が37.7%だったのに対し、女性は「商品・サービス・キャラクター自体が好きだから」が42.3%と、大きく異なる。
またARコンテンツを見た後に、その商品・サービスに対する興味関心・購買意欲に関しての問いでは、「非常に上がった」が19.2%、「上がった」が40.3%で、過半数がARをきっかけに興味関心・購買意欲が向上したことが分った。なお、今後見たいと思うARコンテンツに関しては、「動画」が60.9%で最も多かった。
ARコンテンツがあっても見ない状況についても質問しており、最も多い回答は「興味を引くコンテンツではない時」が66.7%。コンテンツそのものの魅力度もAR活用に反映する結果となった。

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