企業の動き【2015年8月】

新ロゴマークを発表 ◆リョービMHI

リョービMHIグラフィックテクノロジーは、この程、シンボルマークとコーポレートメッセージを新たに定めた。また、印刷機の外観を一新し、カラーやデザインに一貫性を持たせた。今年9月11日から16日まで東京ビッグサイトで開催されるIGAS2015で、コーポレートイメージを統合、一新した同社の姿を披露する。会場では新コーポレートメッセージである「ともに、世界へ彩りを。」をテーマに、LED-UV乾燥装置を搭載した四六全判、菊全判、A全判のオフセット印刷機を出品。初披露の新テクノロジーや、各種コーナーにおける印刷の幅広い表現などのサンプルを紹介する。

構造改革をさらに推進 ◆凸版印刷

凸版印刷は7月9日、東京都千代田区の秋葉原本社ビルで夏季記者懇談会を開き、今期の業績と経営方針を発表した。2015年3月期の連結売上高は前期比0.3%減の1兆5,269億円、連結営業利益が14.4%増の408億円で三期連続の増益となった。金子社長は「グループを含めた構造改革の遂行、新事業と新市場の創出、グローバル事業展開を加速させて成長エンジンのスピードを加速させる」との方針を示した。紙とデジタルを融合する独自技術、ICT事業などを組み合わせたトータルソリューションを武器としてBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業、セキュア、メディア関連事業を重点事業として推進する。

連結売上高、前期比1.4%増 ◆FFGS

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは6月30日、東京都西麻布の本社で2014年度の業績を発表した。加えて、6月29日付で真茅久則氏が社長に就任したことを明らかにした。富士フイルムホールディングス内のグラフィックシステム事業の連結売上高は2,840億円で前年度1.4%増。前期の富士フイルムホールディングスの連結売上高は2兆4,926億円。うちグラフィックシステム事業は2,840億円で、富士ゼロックスを除き、グループ内事業で最大の売上高を占めている。

モーションカッターを発表 ◆SCREEN GP

SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズはドイツのザ・メディアハウス社のデジタルレーザーカッティングシステム「Motioncutter」の日本・韓国での独占販売権を取得し、受注を開始した。7月7日~9日には東京都江東区のショールーム「ホワイトカンバス MON-NAKA」で見学会を開催し、実機を披露した。

CTP価格据え置きを発表 ◆日本アグフア・ゲバルト

日本アグフア・ゲバルトは、当面の間、CTPプレートの値上げを行わない事を発表した。電気料金や運送料金、印刷用紙、インキ等の資機材は、原材料価格の高騰を端緒に価格が相次いで上昇しており、最終製品である印刷物への価格転嫁が困難な印刷業界にとって深刻な問題となっている。日本アグフア・ゲバルトは、印刷会社の負担は増すばかりであると見解し、「昨今の印刷会社様の経営の厳しさを鑑み、自社でのコスト削減努力をより一層追求しながら販売数量を伸ばす事で、当分の間当社製CTPプレートは値上げをしない事を決定しました。このことにより印刷産業を下支えするともに、お客様と共に成長できれば幸いです」と述べている。

3年連続で売上1,000億円超 ◆コニカミノルタBJ

コニカミノルタビジネスソリューションズは7月3日、2014年度の業績および2015年度の事業展開を発表した。3年連続で1,000億円の売上を達成し、PP(プロダクションプリント)機販売台数が前年比109%の伸長となった。2015年度は、「感動をお届けする」をテーマにPP事業でラベル印刷市場への連帳ラベルプリンタ「bizhub PRESS C71cf」を来年年春に販売を予定。今年9月に開催されるIGAS2015では、B2枚葉インクジェット印刷機「KM-1」を国内初出展する。

ローランドエボリューション ◆マンローランド

マンローランドジャパンは、ドイツ本社のマンローランド・シートフェッド社地域営業統括本部長であるハイケ・ウェーバー氏の来日に合わせ6月11日、東京・神田神保町の学士会館で情報交換会を開催し、マンローランド・シートフェッド社の現在の状況や最新印刷機「ROLAND 700 EVOLUTION」の詳細を発表した。

体験共有サイトを開設 ◆面影屋

「印刷通販 徹底比較」を運営する面影屋は6月17日に、子どもの写真を使ったフォトブックやTシャツなどのアイテムを作る親向けの体験共有サイト「コドモノ!」をオープンした。「コドモノ!」はフォトブックやシール、年賀状、写真プリント、卒園・卒業アルバム、Tシャツ、iPhoneケース、3Dフィギュア、カレンダー・フォトパネルなどアイテムを作成する際の体験談をパパママ視点で共有するサイト。体験談は新規登録することで投稿ができる。

記録をカードに残す ◆山櫻

山櫻は、様々な記録をカードに残し、箱にとっておく「わたしシリーズ」の新ラインナップとして「わたしトラベル」、「わたしグルメ」、「わたしミュージアム」の3点を+lab(プラスラボR)ブランドから発売した。+labの記録のカタチ「わたしシリーズ」は、楽しかった旅の思い出、忘れたくない店の味、名画を見た時の感動など、大切な記録を紙に残すことができる手書き用カードと収納ボックスのセット。

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