Adobe Acrobat DCを刷新
e-signサービスを無償提供
アドビは、場所やデバイスを問わず、ドキュメント業務を迅速に遂行する新ソリューションとして、「Adobe Document Cloud」を提供している。Adobe Document Cloudは、一貫したオンラインプロファイルと個人のドキュメントハブ(文書を集約する場所)を活用した統合型サービス。
Adobe Document Cloudの核となるのがAcrobatを大幅に刷新した「Adobe Acrobat DC」で、統合ソリューションの一部としてe-signサービスを無償で提供。これにより、e-signをビジネスの主な工程の一つにすることを目指している。e-signサービスは、Adobe Document CloudおよびAdobe Creative Cloudの一部として、Acrobat DCの全てのサブスクリプションライセンスで提供される。
またAcrobat DCにより、PDFソリューションがバージョンアップしている。直感的でタッチ操作が可能なインターフェイスを搭載し、どこでも仕事を行うことができる新機能を提供している。
新しい"ツールセンター"により、頻繁に使用するツールに簡単かつ素早くアクセスできるようになる。紙の文書を編集可能なデジタルファイルに変換(Photoshopマジック)し、署名を得るために電子送信することも可能になっている。デスクトップ、モバイルなどのデバイスに関係なく、文書作成、確認、署名およびトラックなどが可能になる。
その他にも、Adobe Document Cloudは、新しいMobile Link機能により、ファイル、設定、署名がモバイルデバイス上でも利用できるため、移動中でも文書作成を行うことができる。アドビでは、学校や保険関連の書類の記入から、複雑な企業文書ワークフローまで文書の処理を効率化し、プライベートと職場におけるドキュメント業務を変革するソリューションとして提案している。