企業が独自にメディアを構築する時代へ
コンテンツ生成スキルとクラウドソフトを合わせて提供
総合情報サイト「All About」を運営する株式会社オールアバウトと、マーケティングソフトウェアの企画・開発を行う株式会社イノーバは業務提携し、企業・団体が独自にメディア（オウンドメディア）を構築して情報発信を行うコンテンツマーケティング領域に対するソリューションの提供を開始すると発表した。
コンテンツマーケティングとは、自社の商品やサービスと親和性の高い見込み顧客に対して、継続的に有用な情報を提供することで興味・関心を喚起し、無理なく購買意欲を高めることを目的とした手法。すでに米国ではBtoB企業の93％、BtoC企業の90％が実践しているといわれている。
しかし実際には、こうしたオウンドメディアの構築や、ユーザの支持を得られる良質なコンテンツを継続的に生成してユーザを集客したり、解析ツール使った効果測定などを個企業が個別で行うには負荷が掛かる。
そこでコンテツ生成を得意するオールアバウトと、ソフトを提供するイノーバが、それぞれのサービスを合わせて提供し、より質の高いコンテンツマーケティングの支援体制を強化するとしている。
オールアバウトでは、870名の専門家を抱え、16万本以上の専門性・信頼性が高い記事を保有しているほか、月間総利用者数3,830万人に及ぶメディア集客力も特長。そこにイノーバのサイト構築・SEO対策・アクセス解析などがオールインワンで利用できるコンテンツマーケティングに特化したクラウドソフト「Cloud CMO（クラウドシーエムオー）」を組み合わせてサービス提供される。
今回のサービスがスタートすることで、コンテンツマーケティングに関するスキルやノウハウ、エンジニアリソースを持たない企業でも短期間にオウンドメディアの構築が可能になる。
