役所提出の書類を自動生成するサービス
多岐に及ぶ提出書類作成業務の軽減化へ
会社運営に関する手続きについて、月額2,980円で何度でも税理士・社労士・行政書士・司法書士に相談できるサービス「Bizer(バイザー)」を提供している株式会社ビズグラウンドでは、役所提出書類を自動生成するサービスを開始した。これは、同社のサービス「バイザー」に含まれるものとしてスタートしたもので、その第一弾として会社設立時に必要な手続き書類の自動生成機能が提供されている。
役所提出書類の自動生成機能により、あらかじめ必要な情報を入力しておくことで、会社設立や社会保険の適用などの手続きの際に、公証役場や法務局、税務署、都道府県税事務所に提出する書類を自動で生成できる。そのため同サービスを利用することで、会社設立時に役所に提出しなければならない手続き書類を、どのような書類が必要かを意識することなく簡単な操作のみで作成できる。
このサービスは、「バイザー」契約ユーザーであれば、月額2,980円の範囲内で利用可能。さらに電子定款にも対応しているので、書類作成手数料はゼロ円で、公証役場と法務局に支払う20万2,000円で株式会社を設立することができるということになる。
「バイザー」は、スモールビジネスのバックオフィス業務の効率化をコンセプトに提供しているサービス。今回の新サービスでは、会社設立時に必要とされる定款、委任状、登記申請書、収入印紙貼付台紙、登記申請書別紙、取締役就任承諾書、邦人設立届出書など、16に及ぶ書類を自動が作成できるようになる。同社では、こうした書類作成の部分を効率化できれば起業そのものが活性化され、それによって企業数が増加すれば日本経済活性化にも繋がるとしている。今後も、数百あるといわれる役所提出書類を全て自動生成する開発を進めていく。