業界の動き【2014年6月】

個人情報保護でセミナー ◆日印産連

日本印刷産業連合会の個人情報保護研究会は4月25日、東京都中央区の日本印刷会館で「個人情報を巡る時代的要請から生まれる新たなる課題」を演題にセミナーを開催した。セミナーはビッグデータに関わる事業領域が拡大する中で、パーソナルデータ利活用に向けた法整備の見直しと印刷産業の課題を解説した。

徳本氏が旭日双光章 ◆福井工組

平成26年春の叙勲・褒章で印刷業界から、徳本覚作氏(元全日本印刷工業組合連合会理事、元福井県印刷工業組合理事長、現・福井県印刷工業組合監事、若越印刷(株)取締役会長)が旭日双光章を受章した。

文化功労賞に故・原田直秀氏 ◆ジャグラ

日本グラフィックサービス工業会の最高の栄誉となる文化功労章に、元副会長の故・原田直秀氏が選ばれた。6月7日開催のジャグラ文化典新潟大会記念式典で表彰される。
▽原田直秀氏(株式会社大和メディアクリエイティブ/東京都)=ジャグラ理事1期2年、副会長2期4年務めた。東京グラフィックスでは常任理事2期4年、副会長3期5年、会長2期4年を歴任した。これまで東京都知事表彰、日印産連印刷振興賞を受賞している。

海外印刷事情の勉強会盛況 ◆日本フォーム工連

千葉大学の印刷科卒業生と教員で構成するCD勉強会と、日本フォーム印刷工業連合会の国際委員会は、4月23日、合同勉強会を印刷会館で開催し、欧米における印刷産業の動向について学んだ。当日は、タイポロジ社長(CD勉強会顧問)の竹原悟氏が「PIA資料から見た 2014―2015米国印刷事情」を、日本WPAの五百旗頭忠男氏が「IPEX報告」をテーマに講演した。竹原氏は講演でPIA(アメリカ印刷工業会)の資料から、この数年で印刷ビジネスに関する論調が、「ソリューション・プロバイダー」から「コミュニケーションサービスプロバイダー」へと変化していると解説した。

島村理事長が2期目に ◆東印工組

東京都印刷工業組合は5月16日、東京都港区の東京プリンスホテルで、平成26年度通常総代会を開催し、任期満了に伴う役員改選で、島村博之理事長を再選した。前年度スタートした島村新執行部は、やる気のある組合員に役立つ組合として、『印刷業からソリューション・プロバイダーへの進化』を目指すための各種事業を推進してきた。またパートナーシップ会員制度の新設、新春の集いの開催などを手がけるなど、積極的に事業収入を拡大し約1100万円の純利益を計上した。

ジャグラ作品展入賞作を発表 ◆ジャグラ

日本グラフィックサービス工業会主催の平成25年度ジャグラ作品展の最終審査会が4月11日、東京都中央区のニッケイビルで行われ、応募総数454点の中から、4部門36作品の入賞作品が選ばれた。経済産業大臣賞、厚生労働大臣賞は次の通り。
【経済産業大臣賞】
▽出版印刷物部門=『優しい食卓 Vol.37』(共立速記印刷(株)、東京都)
▽宣伝印刷物部門=『「モノマチ」B全ポスター・中刷・チラシ・マップ・ガイドブック』(望月印刷(株)、東京都)
【厚生労働大臣賞】
▽業務用印刷物部門=『日本古札協会弐拾周年記念図譜』((株)京都青倉、京都府)
▽開発・開拓・営業部門=『印刷(2D)ノウハウを活用した3Dプリンタによる立体造形物』((株)みやもと、栃木県)

理事長に板倉氏 ◆北印工組

北海道印刷工業組合は5月16日開催の平成26年度通常総会並びに理事会で新理事長に板倉清氏(株式会社アイテックサプライ)を選任した。
▽理事長=板倉清氏 ▽副理事長=岸昌洋氏、加藤景氏、井田多加夫氏 ▽専務理事=伊藤克義氏

会長に原田大輔氏 ◆東京グラフィックスFACE

東京グラフィックサービス工業会青年部会の「FACE」は、5月8日、東京都中央区のニッケイビルで第4期定期総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で原田大輔氏(株式会社グッドクロス、城南支部)を新会長に選任した。

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