業界の動き【2014年2月】
島村氏が会長続投へ ◆全印工連
このほど開かれた全日本印刷工業組合連合会の常任役員候補選考委員会で次期会長候補に満場一致で島村博之会長(六三印刷㈱/東京工組)が推薦され、その後に開催された今年度第5回常任役員会で承認された。今後は島村次期会長候補が次期副会長候補者を推薦。今年5月に開催する通常総会に上程される。
経産大臣賞に長英 ◆全印工連MUDコンペ
全日本印刷工業組合連合会が主催する第7回メディア・ユニバーサルデザインコンペティションの最終審査会がこのほど、日本印刷会館で開催され、経済産業大臣賞の「患者保護シート」(㈱長英、一般の部)をはじめ、各賞が決定した。MUDコンペティションは、「すべての人に優しく、誰もが快適に利用できる」ことを目的としたユニバーサルデザインの考え方に準じ、デザインや文字など、より多くの人に伝わる情報を提供するMUD活動の一環として行われている。MUDコンペティションは、一般社会に対し、MUD活動の意義と必要性を広くアピールし、印刷業界で印刷技術の向上に貢献することを目指して開催されるもので、過去受賞作品の中には製品化されたものもある。
JUNP中部盛況に ◆JAGAT
日本印刷技術協会は1月23日午後3時10分から8時まで、名古屋市中小企業会館(吹上ホール)で「JUNP中部2014」を開催した。愛知県印刷工業組合、岐阜県印刷工業組合、三重県印刷工業組合、光文堂の協力でJAGATの最新情報に基づく経営分析から好業績企業の実態を解説。塚田司郎会長が「価値創造と明日の経営」、研究調査部シニアリサーチャー藤井建人氏が印刷白書と経営力調査分析、地域活性について「印刷業界の最新動向」を解説した。