製本用語集

でんぴょうせいほん (伝票製本)

伝票製本には次の三つがある。
単式伝票は一枚ずつ単独に記入して使用する伝票で、員数機で中身の枚数を数え表紙、台紙を入れて背固めしてマーブル紙で巻いて仕上げる背巻きが多い。
複写伝票は複写ができる伝票で、枚葉印刷機で印刷された刷本を丁合機により丁合し、背固めしてマーブル紙で背巻きすることが多い。切り取りミシンを入れるミシントジクロス巻や、複写の1組ごとに糊固めするワンセット伝票もある。
連続伝票はビジネスフォームあるいは単にフォームともいい、コンピュータで用いられる縦に長く連続した伝票で、コレーターバースター機で丁合すると同時に番号印刷・糊付け・断裁などの作業も行う。フォーム印刷の仕上げで行う。
伝票製本の工程では、穴開け加工、切り取りミシンいれ加工、筋押加工、番号印刷などの工程が、製本工程の前後、又は同時に行われることが多い。