製本用語集

ようひし (羊皮紙)parchment

羊・山羊・仔牛などの革から作ったシート。紀元前200年頃から地中海・小アジア地方を中心に紙の代わりとして使われた。「パーチメント」という羊皮紙は今日の紙とはくらべようもないほどに分厚いゴワゴワする手触りである。「ベラム」は表皮をそのままつけた強靱なもので表紙に使われる。羊皮紙に似せた硫酸紙・擬硫酸紙などが現在つくられている。