製本用語集

とくしゅおり (特殊折り)

紙折りは、書籍・雑誌等をつくるための4ページ、8ページ、16ページ等に直角折りした折丁をつくるのが基本だが、羽根折り機(バックル折り)が広く使われるようになり、直角折り以外のさまざまの折り方が主に商業印刷物で行われるようになている。書籍では、通常の回し折り仕様の8ページ折りや16ページ折りなどと違った平行折りの、4ページ小口折り込み、4ページ大三つ折り、6ページ大三つ折り、巻き三つ折り、片観音折り、両観音折り、地図折り、グレック折りなどが行われている。また小型折り機により小さな折丁をつくるのも、普通に行われている紙サイズでないということから「特殊折り」に含められる。