製本用語集

センサーsensor

温度・圧力・流量・光・磁気等の物理量やそれらの変化量を検出する素子、または装置。さらに検出量を適切な信号に変換して計測系に入力する装置を指す場合もある。検知器、トランスデューサーとも言う。製本機械では、乱丁防止装置、増落丁検知装置、ズレ・タレ検知装置、キャリパー、感度装置等々、不良品に結びつきやすいさまざまの箇所にセンサーを組み込んでいる。昭和50年頃の縦型丁合機にセンサーを使った2枚差し防止装置が搭載されたのが、製本機械にセンサー導入された最初と思われる。その後、ライン化による工程間の連結が進むとともに、取り増し・取り落ちの検知、位置決めの正確さ判定等を人にかわってセンサーが行う箇所が増えてきた。