製本用語集

カレンダーcalendar

壁かけカレンダーは、日表(日めくり、週めくり)、月表(6枚もの、12枚ものが普通。それぞれ表紙も含めて7枚、13枚とも数えられる)、年表(1枚)の三種に大別できる。卓上型(卓上カレンダーdesk calender)もある。壁かけカレンダー(wall calender)は、天金具のものが圧倒的に多くつくられてきた。中とじによるカレンダーはアイレットが引っかけ金具(フック)になる。また穿孔して壁かけカレンダーにするものもある。スパイラル(リング)、糸(紐、スピン等)で壁かけするものは高級品に多い。近年、金属を使わず、しかも機械製本できる熱圧着によるもの、接着剤をさしこんで紙タンザクでとじるもの等が登場している。サイズは1枚ものはA全判・B全判などの帯状カレンダーもB2・B3もの、A2・A3もののほかA判3つどり・B判3つどりなどの帯状のカレンダーもある。オリジナルな企業カレンダー、既製カレンダーに店名等の名入れする名入れカレンダー、書店等で店頭販売する既成カレンダー等、わが国では年間3~4億冊がつくられる。(社)日本印刷産業連合会・(株)日本印刷新聞社によって全国カレンダー展が行われている。 メーカー・商社 アイセル(株)、(株)笹岡工業、ジェームズバーン、(株)長英、西山金属(株)、渡辺通商(株)