製本用語集

こば

紙積みを断裁した際の切り口の面。「こば」の状態で断裁刃の摩耗の具合を見る。印刷紙の紙積みを切ると、印刷絵柄の状態により「こば」に模様が浮き上がってくることがある。この模様は意図的なものではなく、印刷面のインキのついた箇所を切ったために起こる偶然の所産だが、小口インデックスは、小口を化粧断ちした際に「こば」に模様があらわれるのを意図的に活用したものである。 「こば」の語源は、材木のきりはし、こっぱの意味の「木端」と思われる。広辞苑には、こばとして「小場・小庭」「木羽・木端」「木場」等があげてある。大阪には「木端たれ表紙」という言い方がある。