イベント【2020年03月】

松下印刷が導入後の奮闘を語る ◆J SPIRITS

J SPIRITSは2月6日、サンシャイン60のクルーズ・クルーズで第6回PrintSapiensユーザ懇談会を開催し、ユーザーとの親睦を深めた。パートナー企業を含めて約150名が参加した懇談会では松下印刷が登壇。「見える化再チャレンジ~つまずきポイントの克服の仕方教えます~」を演題に講演した。松下印刷は松下浩氏が社長に就任した2007年から間もなく、J SPIRITSの印刷経営管理システム「PrintSapiens」を導入するなど経営改革に着手。しかし、思ったようにその活用が浸透せず、試行錯誤を繰り返していた。1年半前に「見える化プロジェクト」を発足し、本格的に「PrintSapiens」の運用ルールの整備やマスター整備に着手。現在は「見える化シート」でリアルタイムに付加価値額を把握できるようにするとともに、全社、案件別の数字の見える化を実現している。

第10回新技術発表会4月に開催 ◆桜井グラフィックシステムズ

桜井グラフィックシステムズは、4月14日から17日まで岐阜県美濃市の岐阜工場で、「第10回サクライ岐阜工場新技術発表会」を開催する。2月4日、発表会開催に向けて東京本社で開催内容を報告した。桜井隆太社長は「お客様と共に新技術や製品開発に取り組んできた。10回目を迎える今回はその集大成としてアナログ技術(シルクスクリーン)とデジタル技術(インクジェット)を組み合わせた新製品を発表する。デジタルテクノロジーミックスを横展開し、想像を超える新しいマーケットを提案する。この機会に忌憚のない意見をいただき、お客様と共に新しいマーケットと価値を作っていきたい」と新技術発表会への来場を呼びかけた。

ダイコロ・松本社長が講演 ◆アグフア

日本アグフア・ゲバルトのユーザー会「第35回アグフアユーザー会」が2月5日、サンシャインシティコンファレンスルームで開催され、同社の取り組みを説明するとともに、「卒業アルバムのトップメーカーによる生き残りをかけた新たな経営戦略」を演題にダイコロの松本秀作社長が講演した。ダイコロは卒業アルバム業界のトップメーカー。約9,000校に向けて年間100万冊の卒業アルバムを生産している。ダイコロの松本社長は業界のタブーがマンネリと消極性を生んでいると指摘。子供の数が減る一方、1人当たりの学習活動投資額が増えていることに着目し、付加価値向上による潜在市場の掘り起しに可能性を見出した。

感性・無限サービスをビジネス化 ◆SCREEN GAとSCREEN GP

SCREENグラフィックソリューションズとSCREEN GPジャパンのユーザー会「レディバードクラブ」の関東地区・甲信越静区合同大会が2月5日、ホテルオークラ東京で、過去最高の420名が出席して開催された。水上光啓理事長は挨拶で「競争に勝つためには、創造とイマジネーメーションが必要だ。私たちは新しい変化に気付かなくてはならない。アメリカではウーバーがGAFAを超えるサービスを始めた。安全、安心を担保するモビリティサービスだ。これらはクラウド化で無限大の可能性がある。サービスの裏には人が介在し、美しさや感性がこれからのビジネスに求められる」と語った。

コンプライアンス研修会を開催 ◆日本フォーム工連

日本フォーム印刷工業連合会は、「ケースメソッドによるコンプライアンス研修会」の第1回を2月13日、東京都中央区の日本印刷会館で行った。研修会は、慶應義塾大学大学院商学研究科准教授の梅津光弘氏を講師に、現在、求められているコンプライアンスの背景や時代の流れ、加えて実際におこったコンプライアンスに関する事案などを例にとりながら、企業が取り組むべきコンプライアンスについて学ぶ内容となっている。第1回目は、企業を取り巻く社会環境の変化にはじまり、コンプライアンスや法令遵守に対する考え方などが解説された。

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