イベント【2020年01月】
じゃぱにうむ、2月10日開催 ◆日印産連
日本印刷産業連合会は来年2月10日、東京都中央区の日本印刷会館で、『じゃぱにうむ2020-印刷産業の地方創生事例発表会-』を開催する。日印産連は、「SDGsを原動力とした地方創生、強靭で環境に優しいまちづくり」の実現に寄与するため、2018年に内閣府が進める「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」に参画し、全国各地の印刷会社と連携しながら、地方創生の推進と同時に、各地の印刷会社の新規事業開発に貢献することを目指している。その一環として昨年度に引き続いて「じゃぱにうむ2020」を開催し、全国各地の印刷会社が取り組む地方創生・地域活性化に関わる事業の成功事例を共有。印刷会社が地域のコーディネータ役として地方創生・地域活性化に関わる事業を推進し、その創出を更に加速させていく。今回は「地方創生SDGs金融」の講演も実施される。
JAGDA School 2020を開催 ◆JAGDA
日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)は、デザインを学ぶ人を対象としたポートフォリオレビュー「JAGDA School 2020」を、2020年1月26日と2月1日の2日間(全4クラス)にわたり開催する。「JAGDA School」は、次世代を担う学生に向けて、プロとして第一線で活躍するグラフィックデザイナーが講師となり現場で培った生きた経験や知識をもとに教える。今回は、180分のクラスを、2日間計4回開催する。1クラスあたり6名の講師が、参加者18名の持ち込むポートフォリオへのレビューを行う。講評後は自由歓談の時間も設けている。
平和紙業と刷り比べで展示会 ◆藤原印刷
長野県松本市で64年続く印刷会社、藤原印刷は、来年1月14日から18日の5日間、東京都中央区のペーパーボイス東京で、平和紙業との共同主催「『効果のある/なしの境界線』展-知っているようでまだまだ知らない紙とオフセット印刷の4つのこと-」を開催する。紙や印刷業界の展示会というと、複雑な印刷手法を用いた、技術力の高い作品が多く並ぶ。一方で、顧客からは“紙や印刷のことを熟知していないと難しくて展示内容がよくわからない”、“普段の仕事ではなかなか活用しにくい”、などといった声を聞く。そこで、藤原印刷の印刷営業が、平和紙業と「紙×印刷で起こり得る、もっと身近な事例を取り上げた展示会をしよう!」と、今回の企画をスタートした。
オフセット印刷の基礎を学ぶ ◆テクノロール
印刷用ゴムローラーのテクノロールは12月13日、埼玉県戸田市の関東支店で『すっごくわかりやすいゴムロール』をテーマに『第71回印刷志の会』を開催した。今回はオフセット印刷の基礎を学ぶべく、テクノロール技術本部化学部門の貝原正道部長を講師にゴムロールの基礎編と応用編を解説した。関東地区の印刷会社、インキ、機資材関係者ら約80人が参加した印刷志の会は関根正史取締役関東支店長の司会で開会し、畑中社長が同社の新体制をアピールした後、講師の貝原部長がゴムロールの基礎と応用を解説した。
「バリアブル加工機」披露 ◆ミヤコシ
ミヤコシは12月10日、11日の両日、秋田県横手市のグループ工場・宮腰デジタルシステムズで内覧会を開催し、ページ単位でパンチ穴、縦横ミシンの加工を可変する「バリアブル加工機」を披露した。バリアブル加工機は加工パターン情報が埋め込まれたデータマトリックスコードを読み取り、加工箇所を可変制御するもので、固定リピート長に制約されずに長尺のジョブにも対応。大判ダイレクトメールのクーポンや商品券、チケット、切り取りハガキ、袋とじの加工などへの利用を想定している。構成は給紙部、ランダムファイル加工部、ランダムミシン縦加工部、ランダムミシン横加工部、折部、巻取部。