企業の動き【2018年2月】

青山に初のコンセプトショップ ◆帆風

帆風(東京都新宿区)は1月5日、Vanfu Media Station青山店を青山骨董通り沿いに移転し『Vanfu Aoyama』としてリニューアルオープンした。Vanfu Aoyamaはギフト向けなどにオリジナルグッズを提案する同社初のコンセプトショップ。店内のディスプレイが毎月変わり、来店のたびに新しい発見とヒントを提供する。今月は、オリジナルで作れる刺繍キャップをディスプレイしている。

厚紙対応でハイデル機を導入 ◆共栄メディア

共栄メディア(東京都新宿区)は、昨年末、ハイデルベルグのスピードマスターCD102-6Lを、戸田工場に導入し、年明けから本格稼働しており、それに伴う記者発表が、1月17日、戸田工場で行われた。今回の導入により、パッケージや店頭POP、店頭什器やディスプレイなど厚紙印刷への生産力が強化されることとなる。

大型レーザー加工機を導入 ◆第一印刷所

第一印刷所(新潟市)は1月21日、新潟市江南区の太陽プリントで、伊・セイレーザー社のレーザー加工機『FLEXI800』導入発表会を開き、導入目的と今後の展開を説明した。FLEXI800は最大加工サイズ800×800㎜の大型レーザー加工機。A3サイズの加工時間が約3分の高速処理が可能で紙以外にも布や皮革、木材、アクリルなどを加工することができる。用途は販促ツールやパッケージの微細加工をはじめ、グリーティングカード、オーナメントなどを想定している。

フォトマスク製造を強化 ◆凸版印刷

凸版印刷はこのほど、半導体用フォトマスクの製造を手掛けるToppan Photomasks Inc.(米国テキサス州)の生産子会社である上海凸版光掩模有限公司(中国上海市)の建屋内に、最先端フォトマスクの量産に対応した設備投資を決定、2018年秋までに順次、最新鋭設備の導入を行う。これにより、4月から65/55nmフォトマスクを、2018年度中に14nmフォトマスクの生産を開始する予定。

初売りの意識調査 ◆凸版印刷

凸版印刷が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!」は、一般的な全国の男女824名および「Shufoo!」を利用する全国の男女49,706名を対象に、初売りと福袋の購入に関する意識調査を実施している。それによると、初売りに行く予定の人は16.9%(対前年-6%)で、福袋を購入する予定は12.2%(対前年-3.5%)と、いずれも2017年よりも減少。消費者の財布の紐がますます堅くなっていると報告している。

自治体申請手続きを簡便化 ◆大日本印刷

大日本印刷(DNP)は各自治体向けに、生活者が引越しや結婚、出産などのライフイベントに応じて自治体に申請する手続きを簡便にする「DNPナビ付申請書配信サービス」を発売した。同サービスは、ライフイベントごとに提出する各種申請書のPDFフォームを揃え、どのような手続きが必要かを特定し、記入すべき届出書や申請書の一括作成を支援するもの。自治体の申請書を電子化し、必要な申請書を特定するためのナビゲーション機能を付加しており、作成した申請書データはDNPのサーバーで安全に管理・保守される。

紙の本と電子本の在庫検索 ◆大日本印刷

ハイブリッド型総合書店「honto(ホント)」を運営する大日本印刷(DNP)と丸善ジュンク堂書店、トゥ・ディファクトは共同で、丸善ジュンク堂書店の店頭で使用する在庫検索機に、honto.jpサイトの本の通販ストアの在庫情報と電子書籍ストアの販売情報を表示する「ハイブリッド在庫表示」機能を追加した。同機能は、DNPグループで一元管理している丸善ジュンク堂書店の店頭在庫情報と、honto.jpの本の通販ストアの在庫情報および電子書籍ストアの販売情報を連携させて実現した。店頭の在庫検索機に「ハイブリッド在庫表示」の機能を追加することで、生活者は従来の「検索して書店店頭で購入すること」に加え、「取り寄せて書店店頭で購入」「通販で購入」「電子書籍で購入」という多様な購入手段から選択することができる。

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