世界でひとつのデザイン包材

キシリトールガム20周年記念で小ロットパッケージ

凸版印刷株の軟包装分野で小ロット多種多様なパッケージを実現するトータルソリューション「トッパンFP(Flexible Packaging)デジタルソリューション」が、ロッテ「キシリトールガム〈Xミント〉」の20周年記念デザインパッケージ制作で採用された。
ロッテ「キシリトールガム」は、1997年に厚生省(現・厚生労働省)から食品添加物として認可を受けた甘味料「キシリトール」を使用したガムとして発売。20周年を記念して、ロッテでは、活躍する20代20名のデザインから、200万種以上となる世界にひとつだけの記念デザインパッケージを制作。その制作に同ソリューションが採用された。
なお制作にあたっては、日本HPが提供するHP Indigoデジタル印刷機と、1枚の絵柄から異なる複数のデザインを自動的に生成する「HP Mosaic ソリューション」を採用。凸版印刷の情報加工技術を応用することで、新しい印刷手法となるフィルムへのデジタル印刷において最適条件を確立し、店頭効果の高い印刷再現を実現する。フィルム同士を貼り合わせるコンバーティング技術においても、デジタル印刷特有の性質に適合する技術を確立している。
限定パッケージデザインは、羽生結弦、小松菜奈、土屋太鳳、佐藤詩織(欅坂46)、中村隼人、ヤバイTシャツ屋さんら多種多様な才能を持つ20組が参加。ロッテのマーケティング統括部・福田マネージャーは、「ガムのイメージを変革させたキシリトールが、新たな一歩を踏み出したいと、影響力のある20組の20代の若者の未来に込めたそれぞれの想いを、世界にひとつのパッケージとして表現することにしました。新しい未来を創る同世代の若者の共感を呼ぶきっかけを作り、ナンバーワンガムブランドの新しい挑戦の号砲としたい」とコメントしている。

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