企業の動き【2017年4月】

VRを活用して観光活性 ◆大日本印刷

大日本印刷はJTBコーポレートセールスと連携し、訪日外国人を対象にVR(仮想現実)コンテンツを活用して6言語で神奈川県の箱根、湯河原の観光名所を紹介する「VR HAKONE/YUGAWARA Campaign」を実施する。3月31日まで、東京と神奈川の観光案内所などでVRコンテンツを閲覧するための紙製スマートフォンホルダーを配布する。

札証に上場 ◆フュージョン

DMなどマーケティング事業を展開するフュージョン(北海道札幌市)は2月23日、札幌証券取引所アンビシャス市場に上場した。午前9時の取引開始から買い注文が多く、初値が付かずに売り出し価格1,140円の2.3倍となる2,622円の買い気配で初日の取引を終えた。

オリジナルの特殊紙ブランド ◆新星印刷

総合印刷会社の新星印刷(大阪市北区)は、このほど自社オリジナル特殊紙専門ブランド「SNiu.スニウ」を開始した。特殊紙は水に強く、コシがあり、避けにくい特性がある。縫製や糊加工も可能。同社では小ロットから特殊紙の卸売りのほか、OEM提供、特殊紙を使ったノベルティーを受ける。

ネットで小ロットパッケージ ◆山本洋紙店

山本洋紙店(名古屋市中区)は、小規模の菓子小売店を対象にしたインターネットパッケージ製作サービス『PACORA』を開始した。新サービスでは、オーダーサイズの箱とパッケージデザイナーがコーディネートしたリボン、のし紙、紙製パッキンを低価格でセット販売。これにより菓子小売店のパッケージ調達にかかる時間や費用を抑える。

プリクラ感覚で菓子に印刷 ◆SO-KEN

「フードプリンタ」の開発・販売を手がけているSO-KEN(大阪府箕面市)は、独自開発のアプリを搭載したタブレットでプリクラのように落書きした絵や写真を、その場で菓子などの食品に印刷するシステムの提供を開始した。同時に、「フードプリンタ」のユニークな活用方法やアイデアを提案する専門サイトもオープンする。

新素材利用の名刺販売 ◆TBM

TBM(東京都中央区)は、印刷ネット通販のラクスルが運営するECサイト内で、新素材「LIMEX(ライメックス)」名刺の販売を開始した。4月以降(予定)、LIMEXのフライヤー、ポスターも販売していく。

防災用蓄光フィルム ◆凸版印刷

凸版印刷はこのほど、防災・減災用蓄光フィルムシリーズ「LUMITOP(ルミトップ)」シリーズの新製品として、屋外向けで国内最高水準となる「JIS Z 9097:2014 Ⅱ類」に準拠した高輝度・長時間の残光性能を持つ蓄光シートを開発した。屋外向けの避難誘導標識はもちろん、夜間照明がない場所での安全表示など、防災や防犯・安全対策向けに、6月から販売していく。新製品は、太陽光や屋内光などの光エネルギーを蓄えることで、暗闇で青緑色に自己発光が可能な蓄光シート。

日本印刷学会表彰で受賞 ◆FFGS

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは、日本印刷学会の平成29年度表彰で、「新聞用完全無処理CTP(SUPERIA ZN)の開発」で「技術賞」を、「UVインキ対応高耐刷無処理サーマルCTPプレートの開発」で「研究発表奨励賞」を、「レーザー彫刻型フレキソ製版システムに関する印刷品質の制御」で「論文賞」を、それぞれ受賞した。2月24日には、東京・中央区の日本印刷会館で開催された日本印刷学会通常総会で表彰式が行なわれ、受賞者に賞状と盾が授与された。

旅行業務想定のPODセミナー ◆KOMORI

小森コーポレーションは3月3日、東京都墨田区の本社・dCL(デジタルクリエイティブラウンジ)で、デジタル印刷機を使用したプリントオンデマンドセミナー「dCL トラベルセミナー」を開催した。午前と午後の2回に分けて開催したトラベルセミナーには16社22名が参加。「旅行業界へのアプローチ」をテーマに、それぞれの特徴を活かしたサンプル制作の実演を交えてKOMORIのデジタル印刷機インプレミアCシリーズと周辺機器を紹介した。

大判IJのショールーム ◆アグフア

日本アグフア・ゲバルトは3月22日付で、東京都品川区の五反田事業所にインクジェット事業拡大に伴いショールームを開設した。同ショールームでは高機能インクジェットの世界を紹介する。具体的には、ハイブリッド多機能型UVインクジェットプリンター「ANAPURNA(アナプルナ)H2050i LED」、多機能統一型ワークフロー「ASANTI(アサンティ)」のほか、各種インクジェット製品による豊富な印刷サンプル(ロールメディア、ボードメディア、3Dレンズ印刷、レンチキュラー、ホワイト厚盛り)などを展示する。同社は今後、さらにインクジェット事業の取り組みを充実、強化していく。

B1判枚葉IJ機の試運転開始 ◆ハイデルベルグ

ハイデルベルグ社は米国のパッケージ製造会社マルチ・パッケージング・ソリューション社(MPS社)で富士フイルムと共同開発したB1対応の次世代インクジェットデジタル印刷機「プライムファイア106」の試運転を開始した。MPS社は、化粧品、パーソナルケア、医薬品、日用品などのブランドに特化した国際的なパッケージ製造会社。世界14カ国に9,000人以上の従業員を擁す。現在、売上拡大と顧客への付加価値提供を目指し、デジタルパッケージ印刷の拡充を計画している。その一環として、プライムファイア106を導入し、1月から同社のドイツ・オーバーズルム工場で試験運転をスタートした。

キンコーズのマーケ事業譲受 ◆コニカミノルタ

コニカミノルタグループであるキンコーズ・ジャパンは2017年4月1日付で、コニカミノルタジャパンよりマーケティングサービス事業を譲り受けることで合意した。グループ内の販促支援を中心としたマーケティングサービスを一本化し、キンコーズ全国56店舗のネットワークを活用したより充実したサービスを提供する。

大阪梅田に梅田店開設 ◆キンコーズ

オンデマンドによるプリントやコピー、ポスター印刷、3Dプリンティングサービスを展開するキンコーズ・ジャパンは4月12日、大阪市北区に「キンコーズ・梅田店」を開店する。開店に伴い4月12日にA1サイズポスター590円、4月12日から30日まで製本代金50%OFF、多言語POP作成サービスの特別価格提供、オリジナルノベルティ贈呈などのキャンペーンを実施する。

ウエノに事業統合 ◆ナプス

印刷資材商社のナプス(名古屋市昭和区)はウエノ(大阪市淀川区)と事業統合を行った。ナプスの事業は3月21日付でウエノへ継承され、以降は同社が存続会社となってナプスの販売仕入業務を引き継いでいた。ナプスは昭和46年に活版活字の専業者として設立。名古屋を拠点に印刷機械や印刷材料を取り扱ってきた。社員数11名。ウエノはグループ会社に実験用試薬及び印刷薬品を製造する上野化学工業を持ち、印刷市場に機械・資材の販売や各種ソリューションを提供する。グループ社員数約90人。統合後の新たな事業拠点は名古屋市千種区のウエノ名古屋営業所となる。

印刷事業の合弁会社 ◆キヤノンPPS、石田大成社

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(キヤノンPPS)と石田大成社は4月3日に、合弁会社「コマーシャルプリンティングラボ株式会社」を設立する。新会社は、インクジェット方式業務用高速連帳プリンターを活用した印刷事業やコンテンツ制作事業などにより、印刷業界の新しい市場創出を目指す。出資比率はキヤノンPPSが51%、石田大成社が49%。

メタログラフィ技術を売却 ◆ランダ

イスラエルのLanda Groupは2月21日、ドイツのALTANA AGにMetallography技術を売却したと発表した。Metallography技術は、昨年のdrupa2016でLanda社が発表した金属画像形成技術。接着ニスが塗布された箇所に、NanoFlake metalを付着、定着させる。厚さ50ナノメートルのNanoFlake metal層がイメージエリアにのみ転写されるため、従来の箔押しの半分のコストで金属画像形成を可能にする。

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