業界の動き【2016年10月】

人材確保・育成を支援 ◆東印工組

東京都印刷工業組合(東印工組)は総合人材サービスのマンパワーグループ(神奈川県横浜市)とともに、東京都・東京しごと財団より「団体課題別人材力支援事業」を受託し、東京都の印刷業界中小企業を対象とした"人材確保・定着・育成"の支援を開始した。雇用情勢の改善等により、各産業の中小企業は人手不足感を強めており、人材確保、育成・定着等が課題となっている。「団体課題別人材力支援事業」は、各業界の中小企業等を対象に「採用」「定着・育成」のコンサルティングや研修等を無料で提供する事により、人事・労務上における業界特有の課題の解決を図ることを目的としている。東印工組はマンパワーグループとコンソーシアムを組み、従業員の採用・定着・育成等の課題を抱える東京都の印刷業界中小企業を対象に、将来にわたって安心して働き続けることのできる職場の創出を支援する。支援期間は2016年11月~2018年2月。申し込み締め切りは2016年11月初旬。申込み多数の場合、締め切ることもある。

デジタルサイネージで新会社 ◆GCJ有志

日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会有志によるサイネージネットワークが8月1日に設立した。ソフトバンクと提携し、全国ネットワークでデジタルサイネージの企画・販売、コンテンツ制作、運用、配信などをパッケージで提供していく。ソフトバンクは全国を7ブロックに分け、各拠点で受注したサイネージのコンテンツ制作を委託する企業を探していたところ、"デジタルコンテンツ制作集団"を標榜するGCJの組織力に注目。相談を受けた二葉企画の小林博美会長は東京に支社を持つGCJ組合員に対し、新事業スタートに伴う有志を募ったところ10社が名乗りを上げ、会社を設立した。今後、品質の均一化や知的財産の管理などの課題に取り組む。

MUD教育検定開始 ◆MUD協会

メディア・ユニバーサル・デザイン協会(MUD協会)は10月からMUD教育検定を全国で開催する。MUD教育検定は老眼や白内障の中・高齢者や色覚障がい者などにもわかりやすい印刷物、Web、サインなどを、制作・発注できる知識・技術を習得することを目的に実施している。一定水準以上の知識・技術を身に付けたと認められる受講者には認定資格が与えられる。

TCシンポジウムを開催 ◆TC協会

製品やサービスの使用説明を扱うテクニカルコミュニケーター協会が主催するテクニカルコミュニケーション(TC)シンポジウムが8月24日、25日の両日、東京都新宿区の工学院大学で開かれた。シンポジウムは基調講演、パネルディスカッション、ミニセッションなどを通じて、TC技術について情報交換を行った。同協会運営にも携わるリコーは25日、MUD(メディア・ユニバーサルデザイン)協会の伊藤裕道理事長をモデレーターに迎え、リコーの牧田克彦氏がコーディネーターとなって、「誰もがわかる、認識できるメディア・ユニバーサルデザインとは?」を演題にミニセッションを行った。

フリペを市内幼稚園に提供 ◆北印工組札幌支部

北海道印刷工業組合札幌支部はこのほど、子ども向けのペーパークラフトが付いたフリーペーパー「くみたてーる」を創刊した。8月22日に発行し、市内の私立幼稚園ならびに認定こども園に通う約2万5千人の子供に配布した。「くみたてーる」はA4判カラー8ページ。同封のペーパークラフトは色を塗った後、切り抜いて組み立てると自分だけの車を作ることが出来る。また、フリーペーパーの中にはキャラクターの塗り絵や点を繋いで絵を描くページ立てとなっている。札幌支部は、手先を使って物を作る楽しさを感じてもらうと同時に、紙の印刷物に親しみ、親子のコミュニケーションに生かしてもらうことを目指して制作した。さらに裏表紙には保護者向けの広告を掲載している。

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