企業の動き【2016年6月】

英国の広告賞で銅賞を受賞 ◆凸版印刷

凸版印刷がサントリーホールディングスと共同で企画・制作した「サントリーの愛鳥活動 -未来への糸- Line of life Project」が、英国ロンドンで5月19日、審査の厳しさから世界で最も受賞が困難な広告賞と評される「D&AD賞(D&AD Awards)」でウッドペンシル(銅賞)を受賞した。凸版印刷では企業のCSR・CSV活動のサポートをしており、その取り組みのひとつが今回の国際広告賞の受賞に至った。

メディアコンフォートを吸収 ◆岩崎通信機

岩崎通信機は、4月15日開催の取締役会で、平成28年7月1日付で連結子会社である岩通販売、岩通計測、メディアコンフォートの吸収合併を決議した。メディアコンフォートは印刷機械、製版機械、製本機械などの販売、保守を展開する子会社。平成27年3月期の売上高は27億8,300万円。

埼玉クスダの事業譲渡契約 ◆設楽印刷機材

設楽印刷機材は4月27日、群馬県前橋市の本社で、同社に5月20日付で埼玉クスダオフ機材の事業を譲渡する契約を交わした。譲渡対象事業所は埼玉県さいたま市緑区の埼玉クスダオフ機材本社、東京都文京区白山の埼玉クスダオフ機材東京支店。埼玉クスダオフ機材の現社員は設楽印刷機材に引き継がれる。

プロヤクの業務を継承 ◆光文堂

印刷機資材商社の光文堂は、6月1日をもって印刷資材機材販売の株式会社プロヤク(東京都中央区)が有する業務を継承させる事業継承を行うと発表した。今回の事業継承によりプロヤクの対象事業を光文堂へ集約し両社が持っているノウハウを融合し、一層の高いサービスの提供を目指す。

東洋インキを認定パートナーに ◆エックスライト

エックスライト社と子会社のパントン社は5月10日、東洋インキがクラウド上でパッケージの色管理を実現する「PantoneLIVE」の認定パートナーになったと発表した。東洋インキは認定エリートプログラムに加入した日本で初めてのインキメーカーとなる。Pantone LIVEは、ブランドオーナーやコンバーターがクラウドシステムを利用して精度の高い色データを入手し、遠隔地間であっても一貫したデジタル測定データの運用を可能にするサービス。コンバーターや基材が異なっても色の整合性を保ち、統一したブランドカラーが確保される。

Webからシラバスサービス ◆向陽デジタルワークス、菅原印刷

向陽デジタルワークスと菅原印刷はシラバス(講義要綱)の制作、管理を効率化するWebサービス「Syllabus光(Light)」を開始した。主にシラバスを制作する印刷会社、制作会社、大学教務担当者向けに提供する。新サービスは短期間でシラバスを導入したい大学のニーズから開発された。既存サービスと異なり、最短1週間程度でシラバスが提供される。

年齢層で文字情報の関心に違い ◆トッパン・フォームズ

情報管理ソリューションのトッパン・フォームズは、人の情報認知に関する脳機能計測実験で、年齢層の違いにより、文字情報への注意・関心の反応が異なることを確認した。年配層に「縦書きの文字情報の方が高い関心を持つ」傾向があり、対して若年・中年層に「縦書きの文字情報を注視せず、関心に結びつかない」傾向がある。

封筒ECサイトを改装 ◆ムトウユニパック

ムトウユニパックは6月10日、封筒が発注できるECサイトをリニューアルする。サイトでは1,500種類以上の既製品封筒が購入できるほか、印刷やテープ加工も発注することができる。また、「封筒女子部」を開設し、サイトを運営する同社女子社員が専門知識を活かし、商品発信や利用シーンの提案を展開していく。

DM専門の通販サイト ◆不二印刷

不二印刷は5月9日、インターネットから簡単に素早くハガキDMが注文できるWebサービス「DMステーション」を開始した。業界最安級と掲げ、特に100~1,000部のハガキDM印刷・発送で、他の印刷通販サービスと比較し、価格メリットを強調している。

高速インクジェットで教材制作 ◆トッパン・フォームズ

トッパン・フォームズは滝山工場のコダック製高速インクジェットデジタルプリンター「Prosper Press」で音声ペンに対応したドットコード入りオンデマンド教材の製造を実現した。Z会の小学生向けコースの教材では、会員一人ひとりの受講コースや学習レベルに合わせて掲載内容を可変印刷。同技術は小学3・4年生の通信教育会員向け英語教材『エブリスタディEnglish』に2016年4月より採用されている。

早大のアスリート本を出版 ◆小野高速印刷

小野高速印刷は、「早稲田アスリートプログラム(WAP)」のテキスト『早稲田アスリートプログラム -大学でスポーツをするということ-』を出版した。本書は、早稲田大学の体育各部44部を統括する早稲田競技スポーツセンターが2014年度より開始した総合的な教育プログラム「早稲田アスリートプログラム(WAP)」のテキスト。読者対象は早稲田大学の学生アスリートのみならず、大学でスポーツを志す高校生や指導者まで広げている。

B2判LED-UV6色機を導入 ◆ケープリント

ケープリントは、このほど、LED-UV乾燥装置を搭載したリョービMHIグラフィックテクノロジーのB2判6色UVオフセット枚葉印刷機「RMGT 7 790 モデル」を導入した。安定した光源が特徴で、リードタイムの短縮と均一な品質管理を可能にする。

カタログ制作の情報サイト ◆プリンツ21

デザイン、プロモーション事業を手掛けるプリンツ21はカタログの総合情報サイト「カタログjp(ジェーピー)」のサービスを開始した。「カタログjp」はカタログ制作に関する情報が集まった総合サイト。カタログ制作をする上でのポイントや制作費用の概算見積もり、商品撮影する際の撮影のコツ等を掲載している。

欧州の高感度UV販売で契約 ◆KOMORI

小森コーポレーションとSiegwerk社は、欧州、中東及びアフリカ(EMEA)における高感度UVインキの製造供給契約を締結した。ドイツ・ケルンに本社を構えるSiegwerk社は、パッケージ、ラベル及びカタログ印刷用インキを主に取り扱っている。今回の契約締結により、KOMORIのH-UVシステム用の『K-Supply ink』が同社で製造され、KOMORIが欧州、中東及びアフリカ(EMEA)に販売していく。

水溶性インキで水なしUV ◆東レ

東レは、世界初の水溶性インキを用いた水なしUV印刷システムを開発したと発表した。東レは機能性高分子設計技術を用いた親水性ポリマーを開発。インキの成分であるワニスに親水性ポリマーを用いた水溶性インキと、水なし平版を使用することで、水系洗浄剤で洗浄ができるUV印刷が可能となる。2017年からインキメーカーに親水性ポリマーを用いたインキ原料を販売する。

2015年の年次報告 ◆マンローランド

マンローランドジャパンは4月22日、東京都千代田区の学士会館でオーストリアのユーザー企業であるサムソン・ドルック社のリサ・アイヒホーン氏が来日したことに伴い、サムソン・ドルック社の紹介とマンローランドの年次報告を兼ねた会見を行った。マンローランドジャパンのサーシャ・バンセマー社長は2015年のマンローランドの年次報告について解説。グループ全体の営業利益は前年比で増加し、印刷機の動向としては大型機が横ばいの傾向にあるが、菊全判は前年比で増加。市場としては、パッケージ印刷と商業印刷分野が好調な傾向にあり、世界全体でも商業印刷の市場が動いている状況にあると報告した。

視覚障がい者向け電子図書館 ◆大日本印刷

大日本印刷、図書館流通センター、日本ユニシス、ボイジャーは共同で、視覚障がい者が電子図書館を利用する際に、音声読み上げとキーボード操作で読みたい本を探し、借り、読む(聞く)ことを独力でできる閲覧用ウェブブラウザを搭載した電子図書館システムを開発した。2016年4月に「障害者差別解消法」が施行され、全国の公共・大学図書館で情報へのアクセスのしやすさを確保が求められるなか、視覚障がい者が読書を自立的に楽しむことができる環境を提供する。

えるぼし企業に認定 ◆リコー

リコーは4月1日施行の「女性活躍推進法」に基づき、厚生労働大臣から「えるぼし」企業として認定を受けた。同認定は、届出を行った企業のうち、女性の活躍推進に関する状況等が優良な企業に対して、厚生労働大臣が認定する制度。認定は基準を満たす項目数に応じて3段階ある。リコーは全項目で基準を満たしており、最上位である3段階目の認定を取得した。

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