電話携帯端末の出荷台数は3.9%減少

フィーチャーフォンの出荷台数が7年振りに増加

MM総研は、2014年度の国内携帯電話端末の出荷台数調査結果を発表した。それによると、総出荷台数は前年比3.9%減の3,788万台となり、3年連続で減少した。
内訳をみるとスマートフォンの出荷台数は2,748万台(前年度比7.2%減)で2年連続の減少となった。総出荷台数に占めるスマートフォン出荷台数比率は、72.5%(前年度比2.6ポイント減)だった。一方、フィーチャーフォン出荷台数は1,040万台(6.0%増)で、出荷台数比率は27.5%となり、2.6ポイント増加という結果となっている。スマートフォン出荷台数が年間100万台を超えた2008年度以降、フィーチャーフォン出荷台数が前年度を上回るのは2007年度以来の7年振りである。
フィーチャーフォンが、依然として根強い支持を集めている理由について、①フィーチャーフォン利用者にとってスマートフォンの月額利用料金が高い、②同ユーザー層にとって必要な機能はフィーチャーフォンで揃っている、③スマートフォンに買い替えたユーザーが再びフィーチャーフォンを購入する比率が増加した、の3点を挙げている。
またスマートフォンの出荷台数減少要因については、①フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行ペースが鈍化、②現在利用しているスマートフォンの機能・性能が大半のユーザーを満足させる基準に達したこと(買い替えの必要性が低下)、の2点。このことから、ライフスタイルと消費行動において、携帯電話に対する支出の見直しとスマートフォン本体ではなく、スマートフォンを活用したサービスへの興味関心が高まった結果と分析している。
一気にスマートフォンの普及が進んだ時期は終わり、予測できる市場への普及はほぼ到達したという印象だ。2015年度の出荷台数は0.6%が予測されており、普及内容について注目される。

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