飲食店の紙ナプキンが広告に!

効果的で新しい広告メディア「ただナプ」

新しい広告形態の提案をメイン事業としているアドンプ株式会社では、広告付き紙ナプキンを飲食店へ無料で提供するサービス「ただナプ」をスタートした。これは、飲食店に設置している紙ナプキンを広告媒体として利用したサービス。
一般的に飲食店のテーブルには紙ナプキンが設置されており、紙ナプキンを利用する顧客の割合も高いと思われるが、来店客が紙ナプキンを使う際の"視点"を利用した広告媒体が「ただナプ」である。同社が調べたところ、紙ナプキンの利用者の90%以上が紙ナプキン上の広告に気付くという数値もあり、紙ナプキンは認知度が高い"紙媒体"として期待できる。すでに消耗品として存在している紙ナプキンを利用するため、"広告のための"紙資源も不要だという。
「ただナプ」を採用する店舗には、紙ナプキンが広告媒体として無料で提供される。そのため、紙ナプキンを購入する費用が削減されるというメリットがあり、これまで紙ナプキンを利用していなかった店舗も利用しやすくなる。加えて、配布手数料を受け取ることができるので、コスト削減に加えて手数料収入も見込めるというわけである。
「ただナプ」を利用して宣伝しようと考えている企業にとっては、紙ナプキンとして配布されるため、広告配布のための人件費などは発生しない。「ただナプ」を配布する場所も、現在、東京23区を中心とした都市部ラーメン店と決まっている。広告ターゲットは20代~40代の都心部で働く男性サラリーマン。大量配布が決められているので、その効果も期待できる。
なお広告面は3面あり、単価は1枚2円から。広告掲載は5万枚単位で受け付ける。ラーメン店への「ただナプ」の反響によっては、それ以外の店舗への活用も"あり"ではないか。

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