食べられるインクで印刷

卓上型・廉価版登場で販促利用も

食品に文字や絵柄を印刷する可食印刷がより手軽になり始めた。様々な特殊印刷ソリューションを提供する株式会社SO-KENは、厚さ15mまでの食品に、直接可食印刷できるダイレクトフードプリンタ「TP-101E」を発売する。
「TP-101E」は、日本の食品基準に基づいて開発されており、安心安全に使用できる。また、可食インクは食品衛生法上許可されている食品添加物のみを原料とし、食品添加物製造業の許可を受けた工場で製品化されたものを使用している。
現在、市場に出ているダイレクトフードプリンタは、150万円から200万円が主流だが、同社の「TP101E」は13万5,000円と低価格で、しかも卓上サイズと省スペース。印刷業界では、地域の物産の販売支援や地域の名産の掘り起しなど地域活性化といった事業を手掛けることも増えている。名産品を販売していく際、パッケージのデザイン提案や販促ツール、包装紙等の商材から提案することが多い。
ダイレクトフードプリンタは、イベントのノベルティ企画制作会社や個人経営のケーキ、洋菓子店、和菓子店にも導入しやすい廉価版をPRしているが、印刷業界でも外身のデザインやパッケージ印刷に留まらず、商品そのものに付加価値を生む提案ができるようになる。例えば、バリアブルのパッケージだけでなく、顧客の要望に応じた絵柄を食品に付加することで、よりオリジナル感を演出することも考えられる。
可食印刷だけでなく、食材を"印刷"する領域は3Dプリンタによってさらに新たな展開を見せ始めている。
米国・3Dシステムズ社は、水・砂糖・フレーバー・着色料を投入することで、さまざまな形・色・風味のキャンディや砂糖菓子を作ることができる「ChefJet」を発表している。

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