"選ぶTシャツ"から"作るTシャツ"へ

ユニクロブランドのオリジナルTシャツをスマホで簡単に作る

ユニクロでは、自分だけのTシャツを作って、その場で購入できる新アプリサービス「UTme!(ユーティーミー)」を開始した。
「UTme!」とは、スマホやタブレット端末を活用して、簡単にオリジナルTシャツを作ることができる新サービスアプリ。利用者はTシャツデザインの構想を決めてアプリを立ち上げ、アプリ上で画像や文字などを入力、Tシャツに配置するだけでオリジナルTシャツが作成できる。このアプリの面白いところは、絵柄や文字をデザインした後、スマホなどのデバイスをシェイクすると、シェイクした動作に反応して絵柄がズレていくなど、単に絵柄を載せるだけではない作る面白さも提供。
なお完成したオリジナルTシャツは、ソーシャルメディアを通してシェアできるほか、その場で即、購入も可能。最短の場合で、翌日配送される。
この新アプリはユニクロが2014年春夏コレクションからスタートしたTシャツボディそのものを見直し、プリントされるグラフィックを厳選したTシャツブランド「UT」の新サービス。着たいTシャツは、自分で作る時代であるとして、「"選ぶTシャツ"から"作るTシャツ"へ」と新サービスをスタートさせている。
これまでにも一般的にオリジナルTシャツを制作するサービスはあったが、ユニクロのサービスは、今時のデバイスを使った楽しくて手軽な、さらに上を行くサービスといえる。
オリジナルTシャツの需要は、学校のサークルや地域イベントなど小規模なグリープで利用されることが多い。ユニクロブランドで、オリジナルで、スマホからも作れる、というメリットは消費者にとって魅力的だ。こうした新技術を活用した新サービスの時代の始まりは、既存のサービス市場を凌駕していくことが予測される。

イベント情報&業界ニューストップへ